SWEから外資のプリセールス、プロフェッショナルサービス、TAMなどへの転身について考えているものです。
以下3点の質問させていただきたいです🙏(わかる範囲で結構です)
1. SWEからそれらの職種に転身し、またSWEになろうと思ったら、戻りやすいものなのでしょうか?(外部への転職、内部異動含め)
2. プリセールスとポストセールス間の異動のしやすさはいかがなのでしょうか?
3. GAFAMで働くサポートエンジニアの友人から「チケット量のプレッシャーが辛い」と聞き、キツそうだなと思いつつ、
サポートエンジニアはコードを一番コントリビュートしやすいのかなと思っております。この辺の実情もお聞きしたいです。(大企業とスタートアップ系で違いはありそうかなと思ってます)
外資に興味がある理由は、単に外資に憧れてその環境で働いてみたいのと、お給料が良さそうと捉えているためです。
国内で外資のSWEの枠が少ない現状ですので、私の持つ技術力やヒアリング力などを活かせる上記職種への転身を考えております。
私のスキルセットは以下の通りです
経験:歴6年前後 メガベンでシニアSWE + 2年のPdM兼務
英語:CEFR B1程度
年収:800万円程度
SWE→EM・VPoE→SWE(すべて日系スタートアップ)を経て外資(GAFAM)のサポートエンジニアを5年やっているものです。英語はTOEIC L&R 930(R満点)S&W 320です。
年収は上がりました。VPoE時代に1200まで行き、SWE転職で850まで下がりましたが外資転職で基本給1100+ボーナス100+RSU200くらいに。昇進・昇給を経て今は基本給1300くらい、今年はRSUがハネて2000に届きました。最近は日系企業でもSWEで上限1500くらいのポジションも出てきてますが、SWEとしての私に1000出す会社はないだろうなあ…
SWEに戻るのは、厳しいと感じてます。外資は職務がかなりはっきり決まっているので、開発が主務でないロールだとスキルが錆びつくのも早いです。AIのおかげでコーディングのブランクは埋めやすくなりましたが、プロダクト開発・チーム開発の作法、モダンな開発手法などを経験する機会が無いです。プロフェッショナルサービスのほうがコーティングの仕事が多そうなので少しはマシかも。プリセールスは未体験ですが、顔と名前が売れやすそうだし、仕事で最新技術に触れる機会も多そうなので、サポートエンジニアよりは転身しやすそうな印象。
LinkedInでリクルーターから来るDMが、残酷にも現実を教えてくれます。サポートエンジニアになってから、SWEやEM・VPoEなどのポジションでは一切声がかからなくなって、似たような外資のサポートエンジニアのポジションばかり紹介されるようになりました。SWEとしての価値はなくなった、ということです。FindyだとSWEやEMポジションの「いいね」もまだまだ来ますが、プラットフォームの特性の差と考えてます(Findyを使うような日系ベンチャーは専任のサポートエンジニアを雇うほど事業が成熟していない)
私もサポートエンジニアは製品コードとの距離が近くて貢献チャンスと異動チャンスが多そう、と期待しながら転職しましたが、日々のチケット対応に追われて製品コードを書くまとまった時間は取れないし、開発チームもそれぞれのプロジェクト・スケジュールに合わせて動いているなかで、文脈に沿った変更を提案するのは難易度高いです。直せて軽微な UI バグがいいところです。
チケットのプレッシャーは、私は量よりも締め切りの異質さ(対SWEの比較)に対して感じます。SWEの開発タスクは数週間〜数ヶ月に一度大きな締め切りが来る感じですが、サポートは個々のチケットごとに数日以内の異なる締め切りが途切れずに来ます。たまに来る大きな波と絶え間なく来る小さな波、どちらによりプレッシャーを感じるかは人それぞれです。私は慣れたし、慣れれば後者のほうが気楽と感じます(絶対に失敗もリスケもできない年度末リリースの圧に比べれば、返信を催促されて憂鬱な週末を過ごすほうがマシ)
割とネガティブなことを多く書いた気がしますが、私はサポートエンジニアへの転身を後悔していません。もともと人助けとバグ調査が好きで、百万人の「ユーザー」が使う機能の開発よりも目の前の○○さんの問題を解決するほうにやりがいを感じるタイプだったので、サポートの仕事は天職かもしれないと思ってます。あと、大きな企業のSWEは担当領域が限定され過ぎててつまらなそうなので、無理して転職・異動する気にはならないです。
転身は難しいものの、LinkedInのリクルーターの評価なんて無視でいいです。奴らは字面のタイトルしか見ておらず、現場で本当に必要とされているかどうかとは無関係です。
すごくリアルで参考になるお話ありがとうございます!🙏
特に「職務の明確さゆえにSWEに戻るのは難しい」という点や、
「サポートエンジニアの締め切りの質の違い」のくだり、めちゃくちゃ腑に落ちました。
>プロフェッショナルサービスのほうがコーティングの仕事が多そうなので少しはマシかも。プリセールスは未体験ですが、顔と名前が売れやすそうだし、仕事で最新技術に触れる機会も多そうなので、サポートエンジニアよりは転身しやすそうな印象。
なるほどです、そのような視点もあるのですね。
実際に転職活動するにあたってはそれぞれの会社での各職種での技術に関われる割合がどれくらいなのかを意識してみようと思います。
技術スキルの錆びつきリスクはあるものの、
人助けやバグ調査が好きな方にとっては天職になり得る、という視点がすごく前向きで印象的でした。
貴重な経験共有、ありがとうございました!🙇♂️
コメントで「SWEへの出戻りは難しい」というリアルなご意見をいただきましたが、
一方で、ソリューションアーキテクトやサポートエンジニアからSWEへ転身された方の記事も見つけたので共有します。
・https://www.youtube.com/watch?v=0UfzoE-N30k
・https://note.com/yuki_0206_cs/n/na70d388dcbe9#efb09577-0542-4232-821f-8822642b2c52
再現性は高くないかもしれませんが、こうした例もあるのは励みになりますね。
とはいえ「基本的にSWEに戻りにくい前提」という気持ちで動くのが現実的なのかなーと思いました。
その二つ目の記事は、以前WorkCircleでも話題になりました。新卒でSAになって、それからSWEに転職した例ではなかったでしたっけ?現役でSWEやられてるスレ主さんとはだいぶ状況違うかも
スレ主さんと同じくメガベンでSDEをしていて、セールスエンジニアに興味はあるんですが、サポートエンジニアってAIにどこまで代替されるのかが気になっていて、なかなか転身する勇気が出ません…
私の勤務先でもサポートの現場へのAI導入が進んでいて、顧客がチケットを作成するのを阻止^H^H支援するバーチャルアシスタントや、チケット内容の要約や返信案の提案をする内製AIボットなど、人間よりもAIに投資する熱量をひしひしと感じています。
が、意外に代替されてないんですよ。レイオフでポツポツと減ってはいるので、自分がいわゆる「茹でガエル」状態に陥っている可能性は否定できませんが、それにしても代替ペースは思ったよりゆっくりで、将来も全滅する気はしません。
BtoB製品の場合だと顕著ですが、人間からの回答を望む顧客は想像以上に多いようです。AIの回答は根本的に信用されてない、というのもあるだろうし、回答の正確さはもちろんのこと、さらに言質・保証が欲しい、というニーズは根強く残ると思います。
多層テクニカルサポートの定義でいうところのTier 1サポートはAIに置き換わるけどTier 3はほとんど影響を受けないと予想します。むしろTier 3人材の生産性向上手段として人にもAIにも投資するのがスタンダードになるでしょう。
問題はTier 2で、現在の水準よりは減るだろうけど、どこまで減るのか。最悪ケースでは半減くらいまではいくかも。ただしBtoB製品の場合、オンコール当番(24/7で緊急のサポートリクエストに対応する)のローテーションを維持するためには一定数以上の人員が必要なので、案外いまと同水準で推移するかもしれません。
日系SWEから外資ハイパースケーラーに来ました。一応CEFR C2ですがそんなに話せません。
1. 社外はたまに見ますが、外資の似たような職種に行く人の方が多いです。上にも書かれていますが、本番のシステムを継続的に運用する経験が途切れる点はどの職種にも言えるかと思います。
社内は見たことないです。社内情報が入るので若干優位とはいえ、社内の区分としては営業職扱いなので技術側にスイッチするための労力が相当あります。大規模レイオフ以後、国内で募集がかかることは明らかに減りました。より人件費の安い国へシフトしているのを感じます。
2. 職種の違いというよりは募集枠が減ったので倍率が高く難しい状況です。
3. コードを調査することはありますが、変更する権限はありません。また原因が客側の設定の誤りや誤解など、コード以外にあることも多いです。
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