私は30代、外資SaaS企業のセールス職をしています。
先日、とあるネットワーク機器大手に応募した際の体験がなかなかに悪かったので共有します。※あくまで個人の感想です※
書類選考後、30分×2回の面接が予定されていました。
色々とWebサイトや公開記事を見て準備に望んだものの、最初の営業マネージャー面接では、ほぼ全てが細かい製品知識に関する質問でした。
事前にWebサイトや公開事例は一通り見ていたものの、実際には型番レベルを聞かれる細かい質問が続き、正直まったく答えられませんでした。
個人的には営業スキルや戦略の話より製品知識ばかりつっこんでくるマネージャーの印象も悪かったので、2回目の面接は辞退しました。
ちなみに辞退後、なぜか辞退連絡を受け取っているはずのリクルーターから、2回目面接の再調整連絡が一日に2〜3回リマインドされるという謎の事態が発生しました…。笑
いやあなた辞退を受領したメール送ってきたよね???と正直、これまで受けた中で最も面接体験が悪い企業でした。
ただ今回の件で「ハードウェア企業とSaaS企業では、そもそも営業に求められるスキルセットが大きく違うのか?」という疑問が残っています。
やはりハードウェア営業=製品知識重視、SaaS営業=課題解決・価値提案重視という構図なんでしょうか?
それなら今回のマネージャーが製品の質問ばかりしてきたのも少し納得です。。。
人にも会社にもよるのでしょうが、そうなんだと思います。
逆に、ハード系からきた営業さんは、SaaS系の営業スタイルは大変そうな印象がありますし、巻き込まれる側(プリセやデリバリー)も丸投げされてて大変(そう)でした。
大変嫌な経験をされましたね。そのマネージャーのもとで働きたくないですね。社外の方にそんな質問してどうするんだろってかんじですね。最悪です。
さて本題ですが、やはりハードウェアの仕事はソフトウェアのそれと180度異なりますので、なかなかな、チャレンジになるのは事実です。
型番うんぬんも含まれるかもしれませんが、ソフトウェアに今やほぼ存在しない「在庫」が日々の業務に大きく関わってくるからです。
新製品が出たら、旧版の在庫整理をしないといけないです。
さてでは安くするのか??などなど、ソフトウェアのビジネスでは考えないようなことを毎日やるので、まあ、違う業界への転職と思った方が良いかもしれません。
私もかつて、ソフトからハードに移ったことがあり、大変苦労しました。もう在庫の処分したくないっす、、、ソフトウェア最高!
私は逆の立場で面接をいくつかうけましたが、
逆もまた然りで
ハードウェア=課題解決、価値提案をしてないと思われがちですね。それをやらずに売れるわけもないんですけどバイアスありきの人は多いです。
とはいえ、
ハードウェア営業の方が電気通信の知識や、基礎技術の知識は求められると思います。
型番は重視しないと思うけど。。。
SaaS営業受けるとどうやってCxOと握ったかエピソードばっかり聞かれてしんどいなという印象です。
購買の意思決定モデルとして、
ハードの方がボトムアップ重視の傾向が強いのが大きな違いかなと思います。
ハードを長いことやってからSaaSにきました。
細かい製品知識が要らないとは言えないですね。ハード営業を受けるお客様はApple to Appleで比較したがり、星取表を作っては各ベンダーに点数を付けて買う数を決める傾向があります。ビジョンセリングとかほぼ無いわけですよ。上の方がボトムアップと仰ってるのは私も同意です。
ソフトウェアは同じ用途の製品を2社から買うことは稀かと思いますが、ハードウェアは調達一本化は地政学やサプライチェーンのリスクがあります。なので、評価軸が自社に不利だと買ってもらえずそれをインフルエンスするには深い博士レベルの技術的知識を持つお客様をあの手この手でなびいてもらうしかありません。そんな中、製品に関する多面的な基礎知識はどうしても必要になってきます。
が、面接で聞くのはアタオカですね。断って正解です。
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