たすけてー
たすけてー
不倫の慰謝料相場は200-300万円程度に過ぎないですが、夫婦の収入差が大きい場合、離婚が成立しないまま婚姻費用を請求されると収入の多い側が莫大な費用を相手に継続的に支払う必要があります(通称:コンピ地獄)。裁判で不貞が正式に認められた場合に婚姻費用の減額が発生することはありますが(客観的な証拠をかなり集めないと認定までのハードルは高いです)、子どもを連れ去って別居されたりすると親権争いで夫側はほぼ勝てないですし(9割以上負けます)、その場合子どもに非は一切ないので婚姻費用の一部である養育費については不貞の責任が一切考慮されません。
#かつての親友(夫側)が裁判で争っていたのでこのあたりのことを調査したことがあります。もし誤りがありましたらご指摘ください。
これって養育実績あっても取れないんでしょうか?
最近の方はかなり育児や家事に参加してるので(育児のリソース的なコストを考えるならば)、常識で考えたら取れそうな気がしますが……もし取れないとしたら、まだ社会には思い込みというか差別があるんだなと思います。
私の親友のケースも、父親側の育児貢献度が比較的高く、子どもも父親側によく懐いていたのですが(私がよく家を訪問していたのでその様子も見ていました)、裁判になると母親側に明確な落ち度(虐待等)や事情(精神疾患で育児ができない等)がない限りは、原則として母親側が親権を得ることになります。最近になって傾向の変化があったのかはわかりませんが、少なくとも10年前は9割以上の事例で母親に親権が渡っていました。友人も裁判で「父親側の育児貢献度が比較的高い」ことの立証ができず、結局母親側に親権が渡る結果となってしまいました。
そうなんですね。残念です。
金子みすゞの例もありますし、昔の社会では子どもまで取られたら女性が完全に生きてく術も生きがいもなくなる……みたいな事が多発してた結果の母親優先なのかもしれませんが、今は違うことも多いのでその辺考慮してほしいですよね……。
(もちろん昔のようにすべてを子どもと家庭に捧げてる人は立場弱くなりがちなので配慮はある程度あって然るべきとは思いますが、出産の影響は大きいといえど、それも性別ではなく立場で判断されるべきだと思います)
相手に不倫されて離婚した私が通りますよ。
お辛いでしょうが、まずは泳がせて証拠を必ず確保しましょう。複数回の肉体関係が確認できれば慰謝料がとれます。残念ながら1回のみなら程度が軽いとみなされます。
あとは自分の資産を相手に見られない口座に少しずつ移しましょう。
上の方も仰るように不倫の慰謝料なんて微々たるものです。探偵の調査費すら賄えないことがあります。
裁判しても婚姻年数が数年なら慰謝料の相場は50万程度、数十年連れ添ってようやく500万円くらいしか得られません。精神的苦痛に比べて安すぎます。
私は結婚数年でしたが、探偵の調査費が高額だったのでどうしても元を取りたかったので、示談交渉で粘って、相手の職場に知らせないという条件で慰謝料を200万円取りました。
財産分与は避けられないですが、可能でしたら相手に見せない口座に資産の一部をうつしておくことをお勧めします。基本的にはお互い自己申告のはずです。私は相手より3倍稼いでいましたが、相手のプライドもあるので自分の年収は明確に伝えず、低く伝えてました。
外資とのことですがRSUはありますか?RRUは給与振り込みの源泉徴収票には含まれないので相手に知られづらいです。
もしすべての収入が把握されていたとしても、使ったことにして移してしまうことをお勧めします。夫婦の共同財産も使う自由はありますので、例えば「資格取得の勉強」とか「親や親戚の病気、介護」とか何かしら理由つけて確保した方が良いです。
何なら不倫している側が使い込むこともありますので気をつけてください。
資産を移した上で、少しは損切りとして財産分与するか慰謝料相殺というのが現実的な落とし所かもしれないです。
今後数十年連れ添うよりは早めに損切りの方が、精神衛生上だけでなく将来的な財産分与という点でも被害は小さいはず。
財産分与には例外措置もあるみたいですよ。法律事務所のHPにこんな記述がありました。
夫または妻が,芸術家,プロスポーツ選手,芸能人等特別な才能や能力を有していることで,特別に高額な収入を得ている場合,医師等の高度な専門職として高収入を得ている場合等は,婚姻前から才能,能力を有していたと言えますし,専門資格を身につけた後になって婚姻したのであれば,他方当事者は,その資格取得に何ら貢献していないと言えます。
上記のような場合,財産を築いたのは個人の特異な能力によるものであったことを主張立証し,より多くの財産取得を認めてもらうように争っていくことができます。