SIerでこれまでSEとして6年ほど働いてきました。
巷のソフトウェアエンジニアのようにコーディングを多くする訳ではないので、SEってエンジニア?コンサル?と思うことがあります。
SE職でもPM寄りやアーキテクト寄りでも変わってきて、特にアーキテクト寄りだとシステムデザインが求められるので、エンジニアなのではないかなーと思いますが、皆さんどう思いますか?
これまでの自分の経験はこんな感じ↓
(SE-PM)
- プロジェクトの計画・管理
- お客様が作りたいシステムをどう作るか検討し・設計に落とす。
- 協力会社さんに手を動かしてもらい、スプリントベースで管理する。
(SE-アーキテクト)
- Cloudやその他連携サービスでどうシステムを作るか設計する。
私の中だと「手を動かす(ために考えたりすることを含め)」のがエンジニアだと思っているので、SIerはエンジニアだとは感じれませんでした…。週に20時間くらい顧客とのMTGがあったり、資料作成の作業がメインだったため。
※ 常駐先として大手SIer, 事業会社, ネット広告事業会社の経験を経ての感想です。
追記
しかし所属している方々はIT技術に対しての知識は深く、尊敬する点は多かったです。
設計を決める人なのでは
コンサルはアドバイスはするが最終決定はしない
SIerで働くエンジニア系職種は、PM/SE/PGというのが典型的な役割分担ですね。この中でSEの役割は多種で、業務SE、インフラSE、DBのSE(DBA)など、プログラム実装(PGが担当)以外の技術的な役割はSEに押し込められている感じかなと。またSIerにおけるコンサルは実際のコンサルタントではなく、単価を高く見せるためそう名乗っている業務SEが多いかと。
(続き)システムが今ほど複雑でなかった頃のSIでの役割はSE、PG、以上って感じでした。システムのオープン化が進み、様々な技術で複雑な構成を組んだり、アプリ開発もフレームワークを用いるなど多様化し、これをリードする役割としてアーキテクトという役割が00年代前半くらいに登場してます。なので経緯的にアーキテクトは上級SE(つまりエンジニア)の位置づけで、花形でした。一方、規模の大きなSIは必ず多層請負構造の多人数PJになり、これを管理してやり切るPMというロールも重宝されるようになり、(本質的なつながりはないものの)色々な経験を経たSEがなるのが順当となりました。
どの職種もエンジニアだと解釈できると思いますよ(SE上がりでないPMはそうでない場合あるかも)。ただ何がエンジニアリングかと言うと、SIerと、Web・自社サービス/外資テック企業とで定義・解釈が異なるので、立場によって見解が分かれる場合がありますが。
開発を外に投げ続けると長期的には弱体化につながると感じてます。
うちは大規模のPM職種以外は分業なし、多重請負なしなのが気に入ってます。
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