Redisに限らず、オープンソースでどう収益を立てていくのかは時代や環境でも左右されるので本当に難しい事だと思っています。
昔からオープンソースプロジェクトには金と貢献者の2つの不足が課題としてつきまとっています。
ソフトウェアをただ提供するだけではオープンソース事業者へ金を払いたいと思うユーザや企業は残念ながら殆どいません。金の問題に加えソフトウェアを継続的にメンテナンスするためのリソース確保も非常にも難しい問題です。
例えば直近のxzへの悪意のコード混入は2年間で750コミットの貢献をした開発者からの突如の混入だと言われています。今回の出来事はただでさえ貢献者不足に悩む様々なプロジェクトへ深刻な影響をもたらすかもしれません。
一方でこの悪意の混入を突き止めたのもまた別のオープンソースプロジェクトの貢献者であり、オープンソースのエコシステムだからこそ気がつけたとも言えます。
どう補完していくのか、エコシステム全体の健全性をどうやって育むのか(クラウドベンダーもタダ乗りしているのではなく、OSSの開発者を雇ったりリソース提供などで貢献をしている事実もあります)、様々な情勢の中でどうエンジニアやソフトウェアを悪意に影響させないか。(お金が回らなければ何らかの目的を持った人間に権威を持った貢献者が買収されたり脅迫されたりすることもあるかもしれません。)
偉そうに色々書きましたが私も答えを持っているわけではありません。
日本でも世界でもオープンソースソフトウェアで食える人たちが増えてくれたり、せめて様々なソフトウェアパッケージのメンテナたちに敬意が送られるような世界になってくれることを願っています。