テクニカルサポート職は職務範囲が限定的でキャリアの将来性がないとか、飽きやすい、他職種から下に見られやすい、という意見を聞きます。※もちろん会社や組織の風土、担当製品や領域にもよるとは思いますが。
飽きないための工夫や、サポート職を続けながら市場価値を高めるために実施している戦略があれば教えてください。
元 AWS サポートです。
「工夫や戦略について」というご質問の直接の回答にはなっていませんが、私が見た限り長続きする人は以下の 2 パターンがあるように思いました。
私はどちらにもなれず、自分には向いてないと感じたので見切りをつけて 2 年で退職しました。
1.
トラブルシューティングが大好きで、問い合わせが技術的に難しければ難しいほど燃えて立ち向かう人。
「この問い合わせは現状何も分からないけど、本当に面白いですね!」とおっしゃる方もおり、そういう方にとっては天職だと思います。
2.
心を無にしてマシンのようにケースをさばき続ける人。
今は AI の発達でどうなっているか分かりませんが、私がいたときはドキュメントのコピペや過去の問い合わせの焼き直しで済むものも多かったです。
本当に難しい問い合わせは 1. の人がやってくれるので、それ以外の問い合わせを効率良く対応する方は数字も良くて長続きしていたように見えます。
とても腹落ちのする回答ありがとうございます。ご返信読みながらああそうだよなぁと頷きました。
そもそも工夫とか戦略とか、理屈でどうにかしようとしている時点で長く続けられるほど向いてないのかもしれないと思いました。
そうですね、正直工夫や戦略で長く続けることは難しいと思います。。。
文面からもしかするとサポートエンジニアへの転職を考えられているかもしれないので少しフォローさせていただくと、トラブルシューティングや検証が仕事なので、普遍的な技術力の観点ではそこそこ成長できたと思います。
職種は変わりましたが、今の仕事にも結構生かせてます。
また、私がこれまで出会った技術的に神の領域に達している人は皆さんサポートエンジニア経験者でした。
残念ながら私はそうはなれませんでしたが。。。
駆け出しエンジニアのくだらないケースや自分にはすぐに回答できない難しいケースもすべて質問をコピペするとLLMが的確に回答してくれて、自分要らねーなと思ってますのでサポートエンジニアの仕事は向いていません。
技術レベルの低い人が “回答できない難しい” と感じるケースは LLM でもある程度の回答ができますね。
一方で、技術レベルの高い人が “回答できない難しい” と感じるケースはまだまだ LLM では厳しいですね。
つまりは、申し訳ないですが、その人の技術レベル次第なのかと。。。
そうですね。本当に難しいLLMが学習してない社内技術ナレッジがないと回答できないものはLLMでも回答できません。
サポートエンジニアの仕事はサポートケースを書く前にLLMに聞くという最低限のことすらできない人がいなくなることはないのでなくなることはありません。あなたならずっとLLMの代わりが続けられそうですね。
ネームバリューとプロダクトが好きという理由だけでAWSサポートに転職しましたが、社内異動を検討中です。
長続きする人のほうがレアケースで体感9割が5年以内に転職や社内異動をしています。
AWSだと異動先のロールが豊富で確実に給与も上がるので(サポートのレンジは相対的に低い)、そういう意味では入りやすいサポートとして入社するのは良かったです。
市場価値を高めたいほどモチベのある人は内部のツール開発などをやっていますね。
ほぼぼぼ未経験のような状態でサポートに入ったので1番目の方がおっしゃるドキュメントや過去のお問い合わせの焼き直しでも学びばかりなので楽しくやってますが、経験積むと飽きるんだろうなーと思ってます。
ただ、ひたすらどこまで数こなせるかも好きなので、そういう観点では飽きないのかな、、
飽きても上の方がおっしゃるようにツールの開発などやっていきながら別の職種に移ることになるんですかねー。
5年以内の異動や転職はサポートに限らず多そうなイメージはありますが。
あまり大きな声で言えませんが職務範囲を限定せずにテクサポ名目でなんでも対応することでやりがいを得ています。
(上司に見つかったら怒られるかもしれないですが)
ケース対応を通じて、毎日技術力が深まるのでとても楽しく働いています!
探究心の無い方には向いてないかも。
探究心がある人ほど客のトラブルシューティングとプロダクトチームへの改善提案しかできない職務範囲の狭さに不満を感じて短期で辞めていきます。
貴社だとそうなんですね。
弊社では探究心で Dive deep ができ、視野広くThink big が出来る人は、深さ広さを兼ね備えた活躍をしています。
というか、そういう人材でなければループ面接で弾かれます。
あなたなら、サポートエンジニアを一生続けられると思いますのでかんばってください。
ちなみにサポートエンジニアの枠を超えてどのような活躍をされていますか?具体的に教えて下さい。
周りにはサポートエンジニアを楽しく働いている強いエンジニアが多いので、たまに目にする他職種から下に見られたりするのが私にはよくわからないです。
現職でもUS本社側のサポートエンジニアとよくやり取りをするのですが、カバー範囲がとても広くプロダクトへのコントリビュートもよくやっており、昇進スピードも早いので感心しています。まあこれはまだ小さいスタートアップだから、本人次第で好きにやれているという話かもしれませんが。
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