くだらないと思いつつ、つい見てしまう。年収が低い企業一位がIT企業でした。
外資ITは(比較的就職難易度が低い割に)高給な仕事のイメージですが、日本のIT企業、となると下手したら底辺産業感すらあるのはなぜなのか…。下請けかどうかの違い?
こういうとこで働いてる人は、職種や業界としてざっくり言えば同じなんだから、とにかく英語頑張ってどこでもなんでもいいから外資ITに潜り込めばいいのにと思う。
“1位はアイフリークモバイルで、平均年収は331.5万円だった。2000年に設立されたIT企業”
くだらないと思いつつ、つい見てしまう。年収が低い企業一位がIT企業でした。
外資ITは(比較的就職難易度が低い割に)高給な仕事のイメージですが、日本のIT企業、となると下手したら底辺産業感すらあるのはなぜなのか…。下請けかどうかの違い?
こういうとこで働いてる人は、職種や業界としてざっくり言えば同じなんだから、とにかく英語頑張ってどこでもなんでもいいから外資ITに潜り込めばいいのにと思う。
“1位はアイフリークモバイルで、平均年収は331.5万円だった。2000年に設立されたIT企業”
IR資料を見ると2017年度から始めた(おそらく)SESが主力事業となり、創業当時とは事業構造が大きく変わっています。リクルートサイトでも入社時のIT未経験比率9割、平均年齢30歳、平均勤続年数3.9年と書かれています。地方は生活コストが低いですし、SESと相まって年収の低さは推してしるべし。
転職して年収を上げる人が多ければ、ビジネスモデルを再転換しないかぎり、会社としての平均年収は低いままでしょうね。
社員の給料を抑えれば抑えるほど会社が儲かりますからねー。
SESはその典型ですね。市場価値を把握していない若い人を半ば騙すような形で安くこき使っている悪い会社がいっぱいありますね。
一方でなんでもかんでも外資を持ち上げるのも違うと思っていて、底辺SESでもちゃんと開発経験を積めていれば転職先で真っ当な金額でオファーを出してくれるところはいくらでもありますが、外資でサポートエンジニアみたいな潰しの効かない仕事をしていると、なまじそれなりの給料をもらっているだけにどこも転職先が見つからず詰むこともありそうです。
結局はバランスが大事なんですよね。
年収が低いランキングって趣味が悪いですね…
給与が高い外資系のIT企業は、自社の製品・サービスを自社で開発し、それをどこまでも平準的にグローバルにロールアウトすることで、ある意味、最小の労力で(本社で開発1回)最大限の利益を得る(世界各国の市場に参入しデファクトスタンダードを抑える)ビジネスモデルだから、桁違いに儲かり、それを給与にも還元できます。
一方SESは、IT技術を扱うという点のみは共通しているものの、派遣したエンジニアの人月当たり幾ら、という労働集約的なビジネスモデルなので、儲けの頭打ちが単価と人の数で直ぐに来ます。つまり、全く異なるモデルのビジネスを同じ「IT企業」「IT業界」でまとめてるという、かなり雑なくくりになっているのです。
側から見るとコンサルも同じような仕組みに見えるのですが、そちらは高給なイメージです。何が違うのでしょうか?単価が違うのですかね?
単価ですね。なぜそれが違うのかと言うと、SESは下流・コストセンター関連・サブコンであるのに対し、コンサルは上流・プロフィットセンター関連・プライムと対称的であり、買い手の視点だと提供されるサービスの価値や範囲が大きく異なります。
なるほどありがとうございます。
日本企業の年収の底上げのためにも年収が低いランキングとかブラック企業ランキングとか(逆もまた然り)は大事だと思いますね。
外資系との年収差は外資系企業は本国でそれなりに成功して、次の段階で海外展開してるのでそもそも全体としてある程度収益性が高いのと、外資系企業の中で労働者の採用競争から報酬水準が高くなりがちなのがあると思います。
日本のIT企業で年収低いのはSESなどの多重下請けで要は利益が取れない構造になってる会社が一定存在してるからでしょうね。
私も未経験エンジニアから入りましたが、日本の未経験エンジニアの最初の年収は300万円くらいが通常でした。
エンジニアになれば高給かつ自由な働き方ができる!といったうたい文句のスクールが乱立しており、実際にそこに入ると軽くJavaの本を読まされつつ、紹介先が見つかるまで学習名目で待機させられ、見つかったらそこに紹介してマージンをとるというビジネスが主流かと思います。
さらに自社に正社員として雇用して、同じ仕組みで派遣するのがSESですね。この場合少し給与が上がって350万円ほどでしょうか。基本給は20万円に満たず、残業しまくって400万円に届くようなイメージです。
友人談ですが、いわゆる自社開発と呼ばれる会社や、自社プロダクトをもって稼いでいる会社以外では、未経験エンジニアは多かれ少なかれこんな感じの経歴だと思います。
またさらに悪いことに、一度資金調達したスタートアップもプロダクトが伸びずに追加調達できない場合は、未経験エンジニアは採用できるし社内にいるため、上記と同じようなSES形式にビジネスが変化していく傾向があります。悪く言えば人売り派遣のようなものです。スタートアップの成れの果てですね。
私見ですが、こんなふうになった原因は、日系企業のIT知見の弱さ、それによる内製化率の低さと、外注主体の開発手法が主だと思います。仕組みとして出来上がってしまっているので、簡単にはほどけない根深い構造的欠陥ですね。
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