っていう本を読んでほしい。
映画化されたけど、本の方がおすすめ
っていう本を読んでほしい。
映画化されたけど、本の方がおすすめ
私は書籍を「1. 読んでいる最中に退屈しないか」「2. 知識が深まるか/認識が改まるか」「3. 名文や名フレーズに出会えるか」の3観点で評価するのですが、
1. 先が読めない展開に時間を忘れて一気読みしてしまうミステリー。一つの物事に対して複数の見方があり、ミスリードにひっかかる。加えて、キャラクターの人物描写の解像度が高く、それぞれの登場人物に対し、同情や怒り、呆れなど様々な感情が湧き上がり、飽きない。読了後、誰かとディスカッションしたくなるような小説。
2. 東京や地方の婚活事情が詳しく書かれており、アラサーの私としては共感するところと、認識を改めるところがある(だからこのルームでオススメしている)。
結婚を渋っている人に貸してあげたい小説。
3. 「自己評価は低いのに、自己愛が高い」「婚活は在庫処分のセールワゴン」など、火力の高いセリフが多数。普段出会わない表現に出会うことが読書の醍醐味だと思うので、そういう点でも◎
映画版は、ミステリーパートの尺が短くなっている分、人物描写がしっかりされていないと感じる。結果として、婚約者が失踪した理由にあんまり納得感が得られなかった
終わり方は映画の方が好きですけどね
昨日映画見ました!
コメントもあるように確かにミステリーな部分はかなり少ないので思ってたより普通のストーリーでした。いう意味でも悪い意味でも。
原作も気になりますが。