リファラル採用(社員紹介採用)の本來の目的は、既存の社員が信頼できる友人や知人を紹介することで、優秀な人材を効率的に、かつ信頼性の高い方法で採用することにあります。年収の20-30%のヘッドハンターへのコストを考えると2000萬円の年収に(Base salaryにしか払わないということもありますが)、600萬円払うより安いですし、何よりculture fit出來るかどうかも紹介者が目利きしてくれて定著率が高くなるなどですよね。
が、それも入社後1年経って一回りすると紹介できる知人も枯渇するんですよね。
TAコストを下げるという目的に移って、會った事ないけど知り合いの知り合いや、SNSでレイオフされた方などまで広くリファラル窓口を開けておくことで、紹介者の目利きに期待しながらの薄い一次フィルタにもなります。
リファラルボーナス目當てのやたらめったら紹介してくる人も出てきますが、あまりに精度低ければその方はマネジメント能力が今後問われますので、cash is king を採るのか、マネジメントへのプロモの可能性を殘すのか、という選択肢の上、トピ主さんが懸念される募集の仕方をする方はcashを取るんでしょうね。
会社側からすると、特にTAからすると、
自社サイトに応募>リファラル採用>人材紹介会社(ヘッドハンター)、この順でコスト削減が大きいので、コスト削減の効果が高いパイプラインは多ければ多いに越したことないんです。
事業責任者だった時には、明らかに合わない人を繰り返し上げて来た部長の評価はずるりと下げてました。昇進会議でも、確実にそこを別のマネジメントきら突かれてそのマイナスを何かでカバーしないといけなくなることが良く起こります。なので、ご心配なく笑。