10000人以上のプロフェッショナルが集まるコミュニティに参加してディスカッションに参加しませんか?
無料サインアップでコンテンツにアクセスが可能になります。

小さなスタートアップで経営陣としての現実と今の心境

愚痴というか今の気持ちを吐き出したいなと思ったので失礼します。


特定されない範囲で、現在従業員が10名未満のスタートアップ(外部からのエクイティ調達済み)の経営陣をやっています。

立場的にはCOOに近しく、いわゆる共同創業者的なポジションです。


企業をしてから3年、土日祝日もまともに休まずにずっと仕事を続けています。これを許してくれている家族には頭が上がらないです。最初は自分たちのやっていることに対する可能性への好奇心やワクワク感がモチベーションだったのですが、ここ1年くらいは中々うまくいかないことも多く(もちろんうまく行くこともあるが起業家人生9割が想定通りに物事がいかないので)投資家に対しての罪悪感やどうやって謝ろうかや、直近の資金調達をどうしようやら、夜も不安に駆られて突然起きてしまったり等、精神状況も良くないとは思っています。とは言ってもこのフェーズで休むことが許されることもなく、どこか終わりがあるかわからない暗いトンネルを歩き続けている感覚です。とはいえ、どんなに成功した企業家もみんなこの経験をすると言いますし、この孤独感や重圧は起業をしたものにしかわからない感覚(らしい)ので誰かに相談することもできず、ずっと抱え込んでいます。


どこか最初の世界を変えたい、この技術やサービスで人々の生活を変えたいというモチベーションも日に日に薄くなっている気がしますし、ただただ投資家に対する義務やグリットが足りずに諦めて負けたと思われたくないという意地で今は生きています。


企業したいから相談させて!かっこいい!など言われることもありますが、これが現実です。王道のキャリアを捨て、給料を捨て、社会的信用も捨て、可能性にしがみついているこんな自分がいつまで続くのか、どちらに転ぶにせよ早く終わって欲しいと思うことが最近多くなりました。


起業に興味がある方、もし聞きたいことがあれば答えられる範囲で答えるのでぜひコメントください。

22

コメント

コメント一覧

とてもリアルなお声を聞けて参考になります

あと何年くらい続けられそうですか?

または辞める条件などありますか?

投稿者

現状維持(精神状況や報酬など)であれば後1-2年、心身が持てば良いかなと思います。


基本的に外部調達をすると契約に縛られるので退職することが難しくなります。投資家は表向きにはビジネスに投資している印象がありますが、特にアーリーステージでは経営陣の人に投資をしていることが多いです。どうせスタートアップはほとんどのケースでピボットしたりするのでそれを実行できる人に投資しています。あえてパフォーマンスを出さずに取締役会で首になろうとすると調達した金額が個人に請求される(当たり前ですが億を超えてくるので破産します)可能性もあるので成功(調達orExit)するか失敗(倒産手続き)するかを見届けることになります。例外として働けないほどに精神や肉体を患ってしまった場合はリプレイスする人を探してくることはありますがなどはありますがもちろんそれは誰も望まないです。

本当に大変な精神と肉体にプレッシャーのかかる世界なのですね😳体調だけは壊さないで欲しいなと読んでいて強く思いました!

調達した資金は、投資(出資)なのに個人に請求されることがあるんですか?

つまり、出資金返せ的な?

スタートアップなんて95%以上ダメになる前提だから投資家は投資分の資金のリスクを負うべきなのにそれは流石に無茶過ぎるな、と感じました…

投稿者

ビジネスに全力で取り組んだ結果、失敗するのは問題ありません。許されないのは辞めたいからと言って仕事を蔑ろにしてビジネスを意図的に失敗に導いた場合などですね。これでも昔のVCや銀行に比べればずいぶんマシになりました。

無理しないといけないフェーズだとは思いますが、身体と心を壊さないよう、気をつけてください🙏


起業家の方たちの、世界を変えたい!って気持ちはどこから来るのか気になっています。


幼少期から憧れる起業家がいるとか、社会の理不尽に対しての怒りから、課題解決モチベが強くなるのでしょうか。


大半の人は、働きたくない、楽して稼いでのんびり家族と幸せに暮らせればいい、と思ってしまうので。


金持ちになりたくて起業する人と、世界を変えたくて起業する人と、それぞれ価値観は異なるとは思いますが。

(編集済み)
投稿者

お気遣いありがとうございます。


起業家になる理由は色々とありますね。私の身の回りでよく聞くのが日頃からの感じていた不便さを解消できると思った(実体験ベース)、将来こう言う世界が来ると確信した、両親が会社を経営していた、憧れる起業家がいた、知り合いから声をかけられて面白そうと思った、お金持ちになりたいなどですかね。


私個人としては創業者から声をかけられて面白そうだと思ったのと、確かにこう言う世界が来るなと思った、両親では無いですが祖父母が起業家だったのでどこか憧れていたの3つです。


自分で言うのもあれですが、基本的に起業家になるのはドMの変わり者だけだと思います。起業したいと言う人は多いですが、実行するのは本当に少数派ですし、大抵の場合は今までやっていた仕事を自分の会社でやるという独立ビジネスであり、社会を根本的に変えるや0からサービスを作るなどはその中でもさらに少数派です。今となっては普通にサラリーマンやってる時がどれだけ楽だったのか痛感しますね。言われた当時上司から理不尽なことを言われたり、無茶振りの仕事振られたりするたびにイライラしていましたが今となってはおそらく微風にすら感じないので器は大きくなったのかもしれません・・・

とても周りの期待に応え、責任感高く取り組まれているリアルな声が参考になります。


終わりのわからないトンネルについて質問です。

短期的な目標やまず向かうポイントの設定において、どの程度当初の動機になっていた好奇心やワクワク感とリンクしてますか。今はそれどころじゃなく、その感覚がないのか、気力振り絞る上でも、一定あるのか気になりました!

投稿者

もちろんビジネスであり、指標がないと何も評価できないので目標やマイルストーンは設定しています。そしてそれを乗り越えて行くのは好奇心とワクワク感はもちろん、当時のビジョンに近づいていっているので大きくモチベーションにリンクします。


難しいのはスタートアップは緩やかな成長ではなく傾斜的な成長を求められるので一度未達をしてしまうと大抵キャッチアップできなくなり、どんどん息苦しくなっていきます。今は元々想定していた成長と大きく乖離してしまった状況をどうして良いのか頭を悩ませています。

現職をやめてスタートアップに転職しようか検討中の者です(パートナービジネス担当か営業企画あたりで)。経営陣の近くからビジネスを見て、色々学びになると考えているからです。

スタートアップとはいっても、起業からの経過年数、事業継続性など色々観点はあるかと思いますが、どういう会社であればオススメします、またどういう会社(xxxxxのような覚悟ができてない)ならオススメしません、などアドバイスがあればいただきたいです。

投稿者

経営陣の近くからビジネスを見て学ぶ視線であればシードからシリーズAをお勧めします。ただし、人数も少なく社内のルールも整備されていない、プロダクトマーケットフィットも証明されているかいないか微妙なラインのことが多いのでビボットも多く振り回されるため、大手の安定した環境に慣れていると少しきついと感じるかもしれません。パートナービジネス担当か営業企画目線で急成長を経験したいのであればシリーズB以降のスタートアップがおすすめです。ある程度社内のルールも整備され、プロダクトマーケットフィット、マネタイズも証明されているためどのようにそれを一気にスケールするのか、面白いタイミングだと思います。

起業家仲間のような人達はいないのでしょうか。誰にも相談できず、というのが気になりました。やはり同じような立場、悩みがわかる人同士で話したりするのが精神的にも助けられるのじゃないかなぁと思ったので。

資金調達してしまうと自由に辞められず大変になるんですね、そこもよく分かっていませんでした。

身体に気をつけてくださいね。

投稿者

語弊がありましたね、失礼しました。起業家仲間はいます。少し難しいのがやはり事業領域や内容によって各自別々の悩みを持っていたりするので細かいところまで相談できる相手は稀だったりします。


VCや銀行など外部からの資金調達は悪魔の契約みたいな見方もできるのでそれなりの覚悟は必要です!

投稿者

運営さんへ、こちら全然SNSなどにシェアいただいても構いません(たまに見かけるので先に回答しておきます笑)

これは新しいw



(感想ですが、スタートアップや起業への憧れは抱きつつも、幅広い側面について興味深く感じました。)

スタートアップの創業メンバーなんて1番キツいことやってると思うので仮に上手くいかなくて数年後に会社が潰れたとしても、(心と体が潰れなければ..)

その後、サラリーマンに戻るならいくらでも食っていけるくらいの自信はありそうですが、いかがですか?

投稿者

正直スタートアップをやり始めた前のほうが自信に満ち溢れてましたね。言葉で表すのが難しいのですが人間長い間この重圧感に晒されていると自信も失ってきます...

以前社員10人前後のスタートアップで働いていましたが、やはり資金調達ってそもそもPMFの手応えが見えてきてからやらないと結局自転車操業になっちゃう気がしました。


見切り発車のような新規プロダクト開発をしまくってエンジニアも疲弊し、そのプロダクトが少しだけ儲かったりするとなおさら捨てられなくなり、どんどん消耗していくなど。短期施策とやりっぱなしが増えて、ありとあらゆるアンチパターンにハマっていってしまう負のスパイラルに陥ってましたね。


結局その会社は今はSESみたいな出向ビジネスで食いつないでますね。


今はAIもあるので、最初は政策金融公庫とかのお金で社員1人か2人で営業から開発までフルにやっちゃって、しっかりPMFが見えてきたあたりで少しずつ資金調達していくほうがいいのかなと思っています。

投稿者

ビジネス的に短期的に利益を作るものでなかったのでどうしても2-3年ほどは外部の資金が必要でした。現状PMF自体は見えてきているのですがここまでで心身共に疲れ切ってしまいましたね...笑


SESやコンサルで食いつないでやるという選択肢もあったのですが個人的にそれは反対で、スタートアップを本気でやるなら2-3年の短期勝負でコアビジネスに全てのリソースを投下してやりたいと思っていました。別の事業で食いついでいるとどうしてもリソースも分散しますし、中途半端にやっていると大手に一瞬でアイデアをパクられます(実際パクられました)。

おっしゃる通りだと思います。2〜3年などある程度のスパンを事前に制限しつつ、ピボットの定量値を決めてその間はひたすら探索していく、みたいなことができると一番いいですよね。


以前の会社はそれができずに中途半端なプロダクトが残ってしまい、結局エンジニア1人 + インターンみたいな構成でベタ付き運用をしています。他の人は出向ですね。


私が入社した際も、PMFはどうやって測っていきましょうか?と質問したら、ショーン・エリスの数値の話などもなくあいまいだったので、ちょっと危険だなと思いました。


自分のことだけでなく社員の人生もあるので、なかなかピボットや舵取りは難しいですね。

基本的な質問ですが、投資とはストーとアップに投資する投資家さんの自己責任だと思うので、例え起業がうまくいかなくてもどんの責任があるのですか?会社を潰しておしまいにはできないのですか。スタートアップで成功する起業の方が珍しいので、ご自身がチャレンジできたことを褒めてあげて体調第一で、ワクワクしないなら卒業もありでは?

投稿者

エンジェル投資家などは基本的に自己責任ですがVCなどの法人は話が別ですね。仮にその人の能力を見込んで億単位を投資したのにその人の気まぐれで辞められたら困るので自身で自分をリプレイスできる代理の人間を見つけてきて、株主総会でそれを認めさせるしか無いです。ある程度大きな会社になってきたらその可能性もありますが、今の規模でそんな人間なかなかいないので...

コミュニティ
企業一覧
求人
給料