転職を考えていますが、Woven by Toyotaはどうですか

３年前、まだWoven Planetと呼ばれていたころにアプライして、６次（！）の最終面接まで進んでNGだったんですが、その時の面接官たちの現在をLinkedInで調べると、３人はすでに辞めてました（うち日本人は一人）。上に記述ある、大きな構造的な変化（日系企業寄りへ）に耐えられなかったのでしょうか。

最後にNGを出した人は米国法人のDirectorだったんですが、その人は残っている。つまり、日本側で私をOKとした人らはほとんどが辞め、NGを出した人は残っているという状況。今こうして考えると、負け惜しみではなく入らなくてよかったのかも・・

まだあまり長く勤めていないのと、大きい会社なので部署によって雰囲気が大きく異なるだろう点はご承知おきください。私がメガベンと比較してこれまで働いた印象は以下です。

良いところ

- 国際的

私の部署は特に日本人がほとんどいないせいか、所謂日本企業的な雰囲気はなく外資の雰囲気です。英語だけで働いています。

- 成果主義

過程ではなくより成果を見られている印象です。頑張ったかどうかや勤務時間とかは誰も気にしてなさそうです。コミュニケーションさえ取れていれば無理な要求とかはない印象です。

- フレキシブル

裁量が大きいです。そしていつどこで働こうが自由って感じです。海外から日本に来ている人が多いので、帰省等で今週は海外から働く、という人も多いです。部署によっては週三の出勤が必須のところもあるようですが、私の場合は1〜3で週によって柔軟に決めています。

- 高給

同じレベルで比較すると特にICとして働く場合は少なくともメガベンよりはかなり高いです。日本で同程度以上貰える所を考えると数える程しかありません。一部のBigTechはもっと貰える場合もあると思いますが、BigTechから面接を受けに来たり転職してくる人もそれなりにいるようなので、大きくは違わないのだろうと思います。

2023年辺りに色々あったというのは詳しくは知りませんが、昔より成果に関して厳しくなったという話は噂レベルで聞きます。ただ、給与が下がったとかいう話はあったとしても一時的な話ではないかと思います。少なくとも私はその後の入社ですが良いオファーを貰いました。

悪いところ

- シニアへの昇給が難しい

L4(ミドルレベル)からL5(シニアレベル)への昇給が難しいという話はわりと有名なようです。チャンスは基本的には年一ですし、確かにメガベンとかと比較すると個人的にも難易度は高く見えます。

- 採用で妥協しないので空いてるポジションが中々埋まらない

面接の内容はHMに依りますが比較的実用に即した力を見るようにしている印象は受けます。ただ回数が多く、かつ本当に全員がYesと言わなければ採用にはならないそうなので、難易度は高いと思います。いつまでに埋める、みたいなことをしていなくて、あくまで欲しい人材が来るまで何十人でも何百人でも面接するぞ、という感じに見えます。ウーブンの求人は常にたくさん長い間出ていますが、なるほどそういうことかと思いました。これは働いている人にとっては長期的にはメリットが大きいと思うのですが、短期的にはできる仕事の量と範囲に制約が出てしまう部分は否めないと思います。