ガザ、レバノンに対するイスラエルの侵攻・空爆が激化していますが、他国がイスラエルの虐殺行為を非難することは、究極的には無意味だと考えるに至りました。
イスラエル将校のインタビューで「私たちの生存本能は600万人の虐殺を受けた民族にしか分からない。その当時何もしなかった他民族に何を言われる筋合いもない。ユダヤ人に対する攻撃は全てヒトラーと同じ反ユダヤ主義であり、反ユダヤ主義に対してはたとえ世界全てを敵にしようとも徹底的に抗う」というものを見て、スケールは全く違いますが、極限の虐待を受けて心が壊れてしまった子供がいたとして、その子の心を他人が理解することはできないし、その子の心を元の状態に戻そうとすることにも、限界があるのだと思いました。
80年前の民族浄化を世界が放置してしまった時点で、現代のガザ・レバノンの虐殺を止める術は無いのだと思うようになりました。