MicrosoftのSatya Nadella発で、Anthropicが増幅してる?!
今後、どう変遷してゆくでしょうか
「SaaSの死」論の引き金 アンソロピックのAI、事務作業の自動化強み
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN04CSW0U6A200C2000000/
(要約)アンソロピックのAI「Claude」の新機能「Cowork」が、資料作成・財務分析・契約レビューなど事務作業の自動化を進め、既存の業務ソフト(SaaS)の需要を脅かすとの見方が市場に広がり、ソフトウェア株下落の引き金となった。
AIはコード生成だけでなくPC操作や業務実行まで可能になりつつあり、同社CEOは「1〜5年で初級ホワイトカラー業務の半分が代替される可能性」に言及している。
ただし現時点でSaaS解約の大きな動きは確認されていない。
Vertical SaaSって、結局DBをいい感じにラップして人間が動かせるようにしたものだと昔から言われていました。
その流れでデータをいい感じにインタラクティブにいじれるようにするにはフロントエンド(Reactなど)のリッチなUIが必要となり、さらにそこのUXが追求されて、その全体体験こそが業務系SaaS の差別化ポイントでもあったように思います。
今や生成AIは対話という最強のインターフェースで奥のDBデータまでゴリゴリいじれます。確かに危うい点は多いのですが、DBデータという一次情報さえあれば勝手に好きなものを生成AIが拾ってきたりまとめたり、人間が本当に欲しい形式で提供してくれるようになっていっています。
これによってDBをラップする必要もなくなり、Google Driveに生データが散在しているような状況でも生成AIが勝手に整理分類してくれ、人間は対話するだけで欲しい分析や欲しい情報が取得できるようになりました。
その結果、じゃあ業務SaaSの体験ってなに?会話でできる生成AIの方が最強やん、みたいな状態になって、タイトルにある発言が各所から起こってきたのだと思います。それを実現するFDE(顧客と会話して生成AIでの解決を実装までやる)という職も大量に採用枠が増えています。
ただ、まだ Horizontal SaaSは横軸横断の最適解という体験を提供できるので生き残るはずです。一番やばいのは Vertical SaaSやカスタマイズされすぎたSaaSだと思います。
業務という複雑系への解法やアプローチ方法が、生成AIによってまた一つ増えた、というのが現実かと。
死、つまり利用機会が減ってゆくという程でもないと言う事ですかね。株式市場は過剰な反応で
株価的な「死」はあるかもですかね。株価はおそらく今後の成長可能性を含んでいると思うので。
ただ、SaaSから生成AIへの移行(SaaS自体がAI機能を実装することを含め)は実際には比較的ゆるやかだと思います。
Vertical SaaSで注目してるところを教えて下さい!
DBの操作、AIエージェントの処理結果って、毎回同じなんですかね。ミッションクリティカルなトランザクション処理が、全くのゆらぎが許されないのはもとより、そこまで行かずとも、例えば経費精算の金額やSFA/CRMのパイプライン管理ですら、少しでも結果が変わると敬遠されるような。
業務SaaSの数値を扱うような処理は、多かれ少なかれそのような性質なのではと思いまして。問い合わせ回答内容のドラフト作成などのユースケースとは違いますよね。
毎回同じではないと思います。なので、基本的には人間がガードレールを作って、アウトカムが安定するように設計実装を繰り返していく作業になります。おそらくこれが顧客と会話しつつ実装するFDEのメイン責務になるのかと。(私はFDE知り合いがいないので採用面接の際に聞いた情報からの推測です)
おっしゃる通り、SaaSが一足飛びに代替されない理由が、ミスが許されない厳密な数値・レギュレーションが厳しい監査観点・法的な専門性が必要な領域などの作業においては、まだAIには難しいからだと考えています。
むしろそこが既存SaaSの勝ち筋であり、今後の差別化要因だと思います。
なるほど。ガードレールって倫理的なものの担保とか、セマンティックなイメージだったんですが、numericなものにも適用するんですね。AI系システムと言えばFDEの出番で、その人たちからしてみたら、LLMを介する処理では当たり前の対応なんでしょうね
たとえばagent skills構築のようなイメージだと、対話的指示によってAIが意味を理解して行動を開始し、スクリプト等のコードも使いながら処理を進めて最終的にアウトカムを出力すると思います。
なのでもちろん意味の理解についてセマンティックな制御も必要ですし、スクリプト等のコードも使うので広義の意味ではそれらの数値の制御もガードレールと呼べるのかなと理解しています。
ただ、私もFDEではなく自分の理解の限りではあるので、FDEの本職の方にお伺いしたいところではあります🙇
Sansanとか終わらないと思ってます。もう少し下がったら株買ってみようかな。
Coworkは使ってみると確かに便利です。個人としての仕事、例えば、ドキュメント作成や探し物、データ分析などのオフィスワークがCoworkによって著しく速くなるという事は考えられます。
一方で、会社員としての仕事というのはそのような個人ワークだけで閉じないのが通常です。例えば、ステークホルダー間の合意形成が必要だったり、会計でも会社には暗黙的なルールというのが少なからずありますよね、これらをCoworkで代替するのは難しいというのが私の感想です。
私は普段、データサイエンティストとして機械学習パイプラインの実装にClaude Codeを使って、implementationを3-4倍に加速しています。
Claude Codeの人気は凄まじく、エンジニアのほとんどが多かれ少なかれ使っているし、話題にも頻繁に上がります。
しかし、じゃあコーディング作業をAI Agentで完全に置き換えられるか? これは難しいんじゃないかなと思いますね。
実際に使っている身からすると、既にたくさんのコードが開発されていて、誰が書いてもこうなるよねというコンテキストが十分な場合にはClaude Codeにほぼ任せられます。したがって、この場合はコードをエンジニアが書く必要は無く、完全にお願いできます。
じゃあ、ちょっと抽象的なタスクの実装をお願いすると、こういう意図ではなかったんだよなというコードが実装されたりするわけですね。
AI Agentは神ではないので明確に我々の意図を伝える必要があり、Human In the Loopやプロンプトエンジニアリングは必須ですし、万能ではありません。
これはコード開発の文脈におけるAI Agentの話です。
話を元に戻すと、SaaSが担当している領域には、明文化されてないが実は守る必要があるといったワークフローなど
Coworkにとって、コンテキストが十分ではない領域が少なからずあるという話がそのまま当てはまる領域が多いと認識しています。
また、個人レベルでCoworkを使って、生産性が高くなったとして、それを企業全体で同じようなクオリティを保てるでしょうか?これも疑問です。
SaaSは法人全体の一貫性などを保証する上でこれらも必要だと考えられます。したがって、SaaSの死というのは来ないんじゃないですかね。