私も私費MBAですので思っていることを。
留学「中」のキャッシュフローについては、社費に及ぶべくもないので、ここでは留学「後」の状況をお伝えしますね。
(以下の社費生はよくあるJTCからの派遣を指すとします。)
結論から言うと、MBA後のキャリアは、年収という意味で私費>社費の確率が高いです。
一番大きな理由は、留学後私費生はほぼ外資(テック、戦略コンサル、金融)に転職するので、社費生が所属するJTCより給料が高いからです。
で、次からが重要な情報です。いやいや、社費生も転職できるからそのロジックはあてはまらないと思うかもしれません。ただ、結局社費生は上にあげた外資に行く人はかなり少ないのです。
MBAという拍を付けたとしても、転職活動は決して楽でないからです。
・留学後の職がない私費生と比較して、社費生は転職に対して本気では取り組みません。というか取り組めません。家族帯同・年齢高め・転職の場合のペナルティと、今後も安定的なポジションと給与を天秤にかけて、本気で転職活動に取り込める人間はそういません。
・結果的に、彼らは会社に黙って、ゆるーく転職活動をすることになり、あわよくば先にあげた外資に決まればペナルティ払っても転職しようというスタンスになります。が、先に挙げた通り転職活動はそんなに甘くないので、大体うまくいきません。社費だから、優秀と思われて、転職が有利になる事実はありませんし、実力とやる気がないと良い転職先はありません。
というわけで、転職とその後のキャリアの幅は私費生の方が高いですし、同じ条件な筈の社費生はうまくいかないのです。
考えても見てください。派遣元のJTCが全ての生活費を負担してくれたうえで、海外生活を満喫でき、帰任後は(たぶん)社内でのエリート街道が約束されているのに、わざわざ面倒な転職対策する気になれますか??
最後に卒業後4-5年経って、私の周りの社費生がどうなったかサンプルお伝えします。
ケース1:最近JTCを退職して、コンサルに転職(MBA後即コンサル転職した場合と比べて4-5年遅れての入社なので、留学同期がマネージャーなのにアソシエイトスタート)
ケース2:帰任後元の部署に戻って、あいかわらず国内案件ばかりにアサインされて不満たらたら、転職の相談を受けている
ケース3:帰任後、数年働いた後、留学していたエリアに駐在員として再派遣→一番成功しているパターン
自分は私費生なのでバイアスかかっていることは理解しておりますが、多少差はあれど、どこの学校であれ概ねこんな感じかと。
もし私費留学目指されるなら、応援しております。